fountain pen
万年筆の魅力といえば、まずその美しさだと思います。そして、使っているうちにペン先が育っていき、自分だけの万年筆ができあがっていく楽しさだと思います。本当は大好きな万年筆２〜３本を一生大事に使っていきたいと思っています。ところが、あれも使ってみたい、これはどんな書き味なんだろうなどと考えていると、物欲が溢れ出し、どんどん増えていってしまいます。気がつけば使い切れないくらいの本数になってしまいました。気楽にどこにでも持っていけるペンもあれば、必ず引き出しにしまい、大切に使い続けているペンもあります。できるだけ多くのペンを使いたいので、インクが切れたら休ませながら、ローテーションをして使っています。でも、『自分にあった、自分のペンです』と言い切れるだけ使い込みたいペンもあり、そんなペンはとにかく毎日使っています。
Montblanc146
Montblanc meisterstueck 146 Le Grand 90th Edition
モンブラン定番品のブラックプレシャスレジンに限定のレッドゴールドのペン先には90と刻印されてて、所有欲をみたされます。Fnibですが、程よい硬さで、少し太めの字になります。毎日の日記の主力ですが、思っていたよりも太く、モレスキンのデイリーの横罫に書くには、少しきつめです。廃番になってしまったモンブランの古典BB（ミッドナイトブルー）を入れて、使っていますが、インクがもうすぐなくなりそうで困っています。
Pelikan M805
Pelikan Souverain M805 Black Stripe stresemann
ペリカン スーベレーンはこのM805が2本目です。1本目はM600のMnibでしたが、この書き味が素晴らしく、とても満足していました。書きやすければ書きやすいほど、定番の800はもっと良いのかな、などと気になり始めていました。そんな折、ブラックストライプが発売され、気がつけば手元にありました。Bnibを楽しめるのか、少々の不安はありましたが、たまたま店の在庫がBしかなかったこともあり、Bnibをチョイスしました。太字のせいか、書き出しでかすれることがあり、なじませるために日々書き続けています。
DELTA Dolce Vita
DELTA Dolce Vita slim
ローマに旅行に行ったときに、記念にと購入。『いつかはドルチェビータ』の思いが、ようやく叶いました。インクを買おうと思い、デルタの『職人不在のため長期休業』のニュースを知りました。この美しい軸がなくなるのかと思うと、とても残念です。ブルーのインクを入れて使いたかったのですが、すでにインクも手に入らないような状態でした。なんとか手には入ったブラックは、少し青みを帯びていて、これが思ったよりきれいで良い色でした。ここしばらく、ブラックインクを使っていなかったのですが、これもなかなか良いなと思っています。今はこのドルチェビータで書くのが楽しくて仕方ありません。
LAMY safari,AL-star
万年筆にはまるきっかけになったサファリのスケルトン。コンバーターの赤が気になったので、ステュディオ用の銀色のコンバーターをさして使っています。見た目がちょっと渋くなります。クリップもしっかりしていて、直に持ち運べる手軽さが素晴らしい。違う色も使ってみたくなり、限定色の2010ピンクや2011アクアマリーン、2012グリーン、2014ネオンコーラル、2015ネオンライム、LINEコラボのブラウンと増えてしまいました。さらに、2013オールブラックをみて、一回り大きくなったアルミ軸のアルスターに引かれ、次第にアルスターに移行していきました。アルスターもオールブラックを始め、着実に2014ブルーグリーン、2015コッパーオレンジ,2016チャージグリーン、2017パシフィック、廃番色のラズベリーと増殖していきました。
Caran ｄ’Ache Varius
Caran d'Ache Varius collection メットウッド
使ってみたいと思っていたカランダッシュを木軸に引かれて購入。ペン先はかなり柔らかく、しなやかな書き味です。軸の色に合わせて、カランダッシュのグランドキャニオンを入れています。フローも良いので裏抜けすることも多く、紙質を選びます。
LAMY 2000
ラミーといえばサファリと2000。2000は、ラミーのデザインプロダクト最初の製品です。デザイナー、ゲルト・アルフレッド・ミュラーの手によるデザインは秀逸で、50年もの時を経た現在でも古くささを感じない、むしろ斬新なデザインです。ボディは、磨き上げられた表面に繊細なヘアライン処理が施され、つなぎ目もしっかり見ないと見えないくらい精巧に作られています。